コラム11
宛先: みなさまへ
題名: 論理的に書く 〜骨組み〜
こんにちは。花坂です。
今回からは「論理的に書く」と題して、作文に欠かせない要素を
順に考えていこうと思います。
今回は「文章全体の骨組み」についてです。
何事も、物事には、中心があるものです。
あなたの作文に中心はありますか?
中心となる部分はどこですか?
おそらく、中心は「あなたが読者に読んでほしいところ」です。
もしあなたが義務感でいやいやながら書いた文章なら、当然、
その文章には中心らしきものは見当たりません。
そのため、読者はあなたが何を言いたいか理解できず、困ってしまいます。
この場合、読者とは採点者といってよいでしょう。
採点者が困ってしまうような文章を書いてはいけませんね。
ですから、あなたの作文に「中心部分」は必要です。
ではあなたが読者に伝えたいことが、しっかり書いてあったとして、
それをどのように読者に伝えますか?
伝えやすい方法を考えてますか?
伝えるための方法、最も適切な形、
それが論理構造。つまり文章の骨組みです。
一文目で言いたいことを伝える。それも一つの方法です。
最後の文で言いたいことを伝える。それも一つの方法です。
もちろん、文章の途中に中心を持ってくるのもまた、一つの方法です。
正解はありません。
しかし、物事には順序というものがあります。
一番伝えたい部分が、前後の文との関係で、うまくつながっていれば正解です。
唐突すぎてもいけませんし、前後の文となじみすぎて読み飛ばされてしまうのも、
問題ありです。
毎回「文章の冒頭で書いておけばいい」とか、
文の途中で「そろそろ中心をこの辺にしておこう」とかいうのはダメです。
あくまでも設計図上で考えましょう。
設計図を見渡し、このあたりに持ってくるのが一番よい、という判断を
文章を書くたびに考えてください。
そして中心部分が決まったら、その他の部分をどこに配置するか考えます。
例えば、一番言いたいこと(主張)と、その理由について、
理由を主張の前に述べた方がいいのか、後のほうがいいのか、
どちらが効果的なのか、考えます。
そうやって主張、その理由、その具体例などを、順序よく決めます。
順序はとても大切です。
読者にどういう順序で書けば、自分の考えが伝わるのか。
「何を書くか」も大事ですが、
「どの順で書いて、どう伝えるか」も大事です。
ぜひご自分で、一つの文章で段落の順序を変えたいくつかのパターンを作り、
読みくらべてみては、いかがでしょうか。
どのくらい印象が違うのか、感じ取ってみてください。
もちろん、まわりの人に意見をいただくのは、なお良いですね。
さて、
次回は骨組みを構成するものについて考えていきましょう。
(1.073字)
花坂信勝
2008.10.28 作成


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